日本歴史地名大系 「湯本湯沼」の解説 湯本湯沼ゆもとゆぬま 北海道:後志支庁蘭越町南尻別村湯本湯沼[現在地名]磯谷郡蘭越町字湯里湯本温泉郷のおもな泉源となっている大湯(おおゆ)沼と、その約七〇〇メートル上流筋の小沼を称する。ともにチセヌプリの活動時の爆裂火口にできた沼。大湯沼は約三〇メートル・四〇メートルの楕円形で、最深部は約四〇メートルとされる。沼底の数ヵ所から二酸化硫黄や硫化水素を含む高温硫気ガスや、高熱水蒸気の猛烈な噴気があり、沼面上も噴湯の現象を起こしている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by