湯浅治郎(読み)ユアサ ジロウ

20世紀日本人名事典 「湯浅治郎」の解説

湯浅 治郎
ユアサ ジロウ

明治・大正期のキリスト教社会運動家,政治家 群馬県会議長。



生年
嘉永3年10月21日(1850年)

没年
昭和7(1932)年6月7日

出生地
上野国碓氷郡安中村(群馬県安中市)

学歴〔年〕
同志社

経歴
明治11年新島襄より洗礼を受け、海老名弾正らと安中教会創立。13年から群馬県議を務め、この間4度議長になり、16年他県にさきがけて廃娼運動を推進した。また、小崎弘道らと東京基督教青年会(YMCA)の創立や、同志社・組合教会の財政確立に尽力。大正2年朝鮮総督府の機密費による朝鮮伝道に柏木義円とともに反対した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「湯浅治郎」の解説

湯浅治郎 ゆあさ-じろう

1850-1932 明治-大正時代の政治家。
嘉永(かえい)3年10月21日生まれ。湯浅八郎の父。湯浅半月の兄。妻は湯浅初子。明治5年図書館便覧舎を創立。11年新島襄(にいじま-じょう)から受洗,郷里群馬県安中に安中教会を創立。また県会議員となり全国にさきがけて廃娼を実現。23年衆議院議員(当選2回)。新島没後の同志社の運営にあたった。昭和7年6月7日死去。83歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「湯浅治郎」の解説

湯浅 治郎 (ゆあさ じろう)

生年月日:1850年10月21日
明治時代;大正時代のキリスト教社会事業家。衆議院議員
1932年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android