湯熨(読み)とうい(たうゐ)

普及版 字通 「湯熨」の読み・字形・画数・意味

【湯熨】とうい(たうゐ)

患部を温める治療法。〔韓非子、喩老〕鵲(へんじやく)曰く、疾の理(そうり)(肌のきめ)に在るは、湯熨のなり。肌膚に在るは、鍼石なり。~骨髓に在るは、司命の屬(つ)くる奈何(いかん)ともする無きなり。

字通「湯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

百科事典マイペディア 「湯熨」の意味・わかりやすい解説

湯熨【ゆのし】

布を湯で湿し,または蒸気を当てて布幅や布目を整えること。板張り伸子張りでは風合(ふうあい)のこわれる縮緬(ちりめん),御召などの絹織物に適用される。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android