湯玉(読み)ユダマ

関連語 名詞 実例 火宅

精選版 日本国語大辞典 「湯玉」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐だま【湯玉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 湯が沸騰する時にわき上がってくるあわ。湯の表面に浮き上がる空気のあわ。ゆばな。
    1. [初出の実例]「湯玉を跳珠に比して縄荷香と云が妙なぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一四)
  3. 玉のようになって飛び散る熱湯。
    1. [初出の実例]「火宅のくるしみも今ぞと、こぼるる泪袖に懸れば、湯玉(ユタマ)のごとし」(出典浮世草子・好色一代男(1682)五)
  4. 風呂の中で、からだに付着する細かいあわ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む