白湯(読み)さゆ

日本大百科全書(ニッポニカ)「白湯」の解説

白湯
さゆ

を沸騰させたで、茶などを浸出していないものをいう。湯を冷やしたものを湯冷ましという。白湯は水そのものの味が直接味覚に感じるので、使用する水の水質がよくなければならない。とくに水道水では塩素を含むため、十分に沸騰させることが味のよい白湯をつくる条件である。白湯はまた、南部鉄などの鉄分の溶けにくい茶釜(ちゃがま)、鉄瓶などで沸かしたものが味がよいといわれる。白湯は薬の服用などに用いられる。薬の成分によっては、茶で飲むとタンニンなどと反応し、効力が減退するおそれがあるからである。

河野友美

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精選版 日本国語大辞典「白湯」の解説

はく‐とう ‥タウ【白湯】

① 何もまぜない湯。しらゆ。さゆ
※和漢三才図会(1712)五七「湯(ゆ)〉素湯(さゆ)(一名白湯)素白也」
② 薬湯に対して、何も入れない普通の浴用の湯。

しら‐ゆ【白湯】

〘名〙 何もまぜてない湯。さゆ。

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妊娠・子育て用語辞典「白湯」の解説

さゆ【白湯】

一度沸騰させたお湯を、飲めるくらいまでにさましたもの。「湯冷まし」ともいいます。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)妊娠・子育て用語辞典について 情報

デジタル大辞泉「白湯」の解説

はく‐とう〔‐タウ〕【白湯】

何もまぜてない湯。さゆ。しらゆ。
薬湯に対して、普通の浴用の湯。

パイタン【白湯】

《〈中国語〉》豚骨鶏がらなどを煮込んで作る、白く濁ったスープ

しら‐ゆ【白湯】

水をわかしただけで何もまぜてない湯。さゆ。

さ‐ゆ【白湯/素湯】

真水を沸かしただけの湯。
[類語]湯冷まし温湯湯水湯茶熱湯煮え湯ぬるま湯微温湯びおんとうぬる湯熱湯あつゆ湯玉

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