湯福神社(読み)ゆぶくじんじや

日本歴史地名大系 「湯福神社」の解説

湯福神社
ゆぶくじんじや

[現在地名]長野市長野 箱清水

善光ぜんこう寺の西北に位置する。箱清水はこしみずにある。祭神は健御名方命。

創始の年月等は明らかにしないが、健御名方命の荒魂を祀り、伊吹の神と唱え、風神と崇めたものが、発音の転訛により湯福と称するに至ったという(長野市史)。延宝五年(一六七七)八月の同社造替えの棟札(「善光寺史研究」所収)に「奉再建上棟諏訪彦神宮」と記し、大勧進だいかんじん妙観院重真法印に続いて箱清水村名主以下横沢よこさわ町・西之門にしのもんかみ西之門町下・桜小路さくらこうじ・上長野・箱清水新町・東之門町等の名主名を列記する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「湯福神社」の解説

湯福神社

(長野県長野市)
信州の神社百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android