コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

風神 フウジン

6件 の用語解説(風神の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ふう‐じん【風神】

風をつかさどる神。ふつう、裸形で風袋をかついで空を駆ける姿に描かれる。寺内では、千手観音二十八部衆に付して雷神とともに安置される。風の神。→風天(ふうてん)

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

風神【ふうじん】

古くは風伯,風師とも。風の神。中国では箕星(きせい)(今日のいて座)を風害よけにまつり,秦,漢以後は敏速善走の人物飛廉を風伯に擬した。日本では裸で風袋をかつぎ天空をかける姿で描かれる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル大辞泉プラスの解説

風神

三菱電機のサイクロン式掃除機のシリーズ名。遠心力でごみを3段階に分離し吸引力の低下や排気の汚れを防ぐ機能やダストボックスの分解水洗い機能などを搭載。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ふうしん【風神 fēng shén】

いわゆる〈風の神〉をいう。中国では,風伯,風師ともいい,飛廉,箕伯などの名で呼ばれる。風は大気の動きであり,日々の天候や時節の移り変りと深いかかわりがあるので,古くからとくに注意をはらわれており,東西南北の四方にそれぞれの風神が考えられた。甲骨文では,鳳形の鳥によって示されており,古くは鳥形の神と考えられたらしい。殷代では,犬を犠牲としてこれを祭ることが多く,後世,風を止めるのに,大道で犬を磔(たく)する習俗となって残った。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ふうじん【風神】

風をつかさどる神。一般に裸形で風袋をかつぎ天空を駆ける姿にかたどる。風の神。風伯。
風格。 「 -高邁」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

風神
ふうしん

風をつかさどる神。古代中国では風伯(ふうはく)といい、つねに雨の神「雨師(うし)」とともに、丙戌(ひのえいぬ)の日に西北で祭るという慣行があった。わが国では主として雷神と対(つい)にして考え、中世にはこの二神を鬼形に表現した絵や彫像も発達した。
 風神の社として古く著名であったのは大和(やまと)(奈良県)の龍田比古(たつたひこ)神社・龍田比女(ひめ)神社で、『延喜式(えんぎしき)』には四時祭式(しじさいしき)にその祭式規定があり、祝詞(のりと)式にその祝詞の全文が収められている。伊勢(いせ)の内宮(ないくう)・外宮(げくう)にはともに別宮(べつぐう)として風宮(かぜのみや)があり、かの元寇(げんこう)のときにはここから神風が吹いたという伝承がある。信州(長野県)の諏訪(すわ)大社も風の宮といわれ、このほうではもっぱら風の害のないことが祈念された。近代に入ってからでも風祭りとか風祈祷(きとう)といって、風害のないことを祈る風(ふう)は多かった。その時期は主として二百十日前後であったが、所によっては5月・6月、あるいは春先にもこれを行っていた。その祭りに念仏踊が結び付いている例もある。[石塚尊俊]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の風神の言及

【バーユ】より

…ヒンドゥー教の風神。〈風天〉と漢訳される。…

【方位】より

…それ以前には地図の方位基準は一定でなく,その時代の世界観を表し,たとえば東方の地上楽園を地図のいちばん上に置いた中世ヨーロッパの地図や,南が上になっているイスラム世界の地図などがみられる。方位記号も頰をふくらませて息を吹きつけている風神の顔や文字がそれぞれの位置に配されている例がみられる。方位観念には,地域,時代によりさまざまな基準によるものがある。…

※「風神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

風神の関連キーワード所謂東都長葱風師風伯ではの神飛廉いわゆるひとつのチョーさん主義う(齲)食いわゆる債権法

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

風神の関連情報