源内焼(読み)ゲンナイヤキ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「源内焼」の意味・わかりやすい解説

源内焼
げんないやき

香川県大川郡志度で江戸時代に産した焼物。明和年間 (1764~72) に,平賀源内が長崎から伝えた交趾焼 (こうちやき。中国南部で明・清時代に焼かれた一種の三彩陶) の技法をまねたもの。源内は意匠指導を行い,五番屋伊助 (赤松松山) および脇田源吾 (堺屋舜民) が主として作陶した。「舜民」「民」などの印銘を多く用いたため,舜民焼とも呼ばれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む