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源定 みなもとの さだむ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

源定 みなもとの-さだむ

815-863 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
弘仁(こうにん)6年生まれ。嵯峨(さが)天皇の皇子。母は百済慶命(くだらの-きょうみょう)。淳和(じゅんな)天皇の猶子。天長5年(828)源姓となり,10年参議。正三位,大納言にすすむ。四条大納言,賀陽院(かやのいん)大納言,楊梅(やまもも)大納言とよばれた。性温雅で,音楽をこのんだという。貞観(じょうがん)5年1月3日死去。49歳。贈従二位。

出典|講談社
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朝日日本歴史人物事典の解説

源定

没年:貞観5.1.3(863.1.25)
生年:弘仁6(815)
平安前期の公卿。正三位。四条大納言,賀陽院大納言,楊梅大納言と称される。嵯峨天皇皇子で母は百済王慶命。賜姓源氏。母が天皇の寵妃であったためか幼少より父の愛厚く,父の退位後,淳和天皇に預けられ猶子となった。淳和はわが子以上に定を寵愛し,妃の永原氏に養育を託したことから世に「定には二父二母あり」といわれた。14歳のとき淳和天皇は親王にすることを嵯峨上皇に請うたが許可されなかった。貞観1(859)年,大納言に昇る。宮廷の奥に育ち性質は温厚で上品であったという。音楽を愛し,家には常に鼓と鉦を置き,公務を退くとこれに耳を傾けたという。

(朧谷寿)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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