源昇(読み)みなもとの のぼる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源昇」の解説

源昇 みなもとの-のぼる

848-918 平安時代前期-中期公卿(くぎょう)。
嘉祥(かしょう)元年生まれ。源融(とおる)の子。嵯峨(さが)源氏。蔵人頭(くろうどのとう),左中弁をへて,寛平(かんぴょう)7年参議となる。のち大納言にすすみ,民部卿(みんぶきょう)をかねた。正三位。河原大納言とよばれる。歌が「後撰(ごせん)和歌集」「新勅撰和歌集」に1首ずつえらばれている。延喜(えんぎ)18年6月29日死去。71歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android