源田遺跡(読み)げんだいせき

日本歴史地名大系 「源田遺跡」の解説

源田遺跡
げんだいせき

[現在地名]徳島市国府町西矢野

たつヶ山から南東に派生する山の斜面に位置する銅鐸出土地。昭和二四年(一九四九)山林開墾中に銅鐸三個と中広形銅剣が出土した。出土地点からの眺望は悪く、わずかに北東方向に平地部を望む。発見者からの聞取りによれば、一号銅鐸が斜面上位、二号銅鐸が下位に、一・一一メートルの間隔をあけて倒立した状態で埋納されていたとされ、その中間には鋒を斜面上方に向けた中広形銅剣が位置していた。三号銅鐸は鈕および鰭の一部と身の縦横帯片をとどめるのみで、発見の日時も異なり出土地点も明確ではない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む