溶連菌と溶連菌感染症(読み)ようれんきんとようれんきんかんせんしょう

家庭医学館 「溶連菌と溶連菌感染症」の解説

ようれんきんとようれんきんかんせんしょう【溶連菌と溶連菌感染症】

 溶連菌は、溶血性(ようけつせい)レンサ球菌(きゅうきん)の略称です。
 この菌は、血液を含んだ寒天培地で培養すると、赤血球(せっけっきゅう)を溶かす毒素をだし、顕微鏡で見ると、ピンポン球のような球形の菌が数珠(じゅず)つなぎに並んで連鎖状に見えるので、この名がつけられました。
 溶連菌感染症とは、この溶連菌が感染しておこる病気の総称で、
①フルンケル、膿痂疹(のうかしん)などの皮膚の化膿性疾患(かのうせいしっかん)
②中耳炎(ちゅうじえん)、乳様突起炎(にゅうようとっきえん)などの局所の化膿性疾患
③扁桃炎(へんとうえん)、咽頭炎(いんとうえん)などの上気道(じょうきどう)の急性炎症性疾患
④猩紅熱(しょうこうねつ)、敗血症(はいけつしょう)などの全身性疾患
などいろいろあります。
 猩紅熱も、このようにたくさんある溶連菌感染症の1つです。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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