滑翔(読み)カッショウ

デジタル大辞泉 「滑翔」の意味・読み・例文・類語

かっ‐しょう〔クワツシヤウ〕【滑×翔】

[名](スル)鳥が羽ばたきを止めて、空を滑るように飛ぶこと。
[類語]飛ぶかけ天翔あまがけ飛翔ひしょうする飛行する高翔こうしょうする舞う飛来する・滑空する・舞い立つ舞い上がる舞い降りる

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精選版 日本国語大辞典 「滑翔」の意味・読み・例文・類語

かっ‐しょうクヮッシャウ【滑翔】

  1. 〘 名詞 〙 鳥がはばたきを止めて空を飛ぶこと。

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世界大百科事典(旧版)内の滑翔の言及

【鳥類】より

…したがって,無風状態で滑空を続けると高度は低下するが,上昇気流をつかまえることによって,高度を失わずに長時間飛び続けられる。こうした風を利用する滑空はとくに滑翔soaring(帆翔と呼ばれることも多い)と呼ばれる。滑翔をする鳥はワシ・タカ類,アホウドリやミズナギドリなどの海鳥類,ペリカン類,ツル類,コウノトリ類など大型(少なくとも中型以上)の鳥である。…

【飛翔】より

…鳥類ではハチドリの仲間が行う。これと対照的に,ワシやアホウドリなどの大きな鳥は,滑翔soaring(帆翔とも訳される)を得意とする。その原理は滑空と同じであるが,自然風のエネルギーを利用するのが特徴で,長時間はばたかずに滞空することができる。…

※「滑翔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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