日本歴史地名大系 「滝上原野」の解説 滝上原野たきのうえげんや 北海道:網走支庁滝上町滝上原野滝上町北部中央、北流してきた渚滑(しよこつ)川と東流してきたサクルー川が合流する地点で、市街地のほぼ中央から南に広がる沖積台地。両側から山裾が迫りやや狭隘であるが、両河川と渚滑川支流モセカルシュナイ川・熊手沢(くまでざわ)川の河岸段丘上に広がる。明治四〇年(一九〇七)に殖民区画が終了し、滝上という地名が付された。翌年富山県から一七戸の団体入植があったのを皮切りに、徳島県・福島県・宮城県などから三〇戸が農業入植をし開拓にあたった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by