滝上町(読み)たきのうえちよう

日本歴史地名大系 「滝上町」の解説

滝上町
たきのうえちよう

面積:七六六・八九平方キロ

昭和二二年(一九四七)一〇月紋別郡滝上村が町制を施行して成立した自治体。網走支庁管内北西部、紋別郡の西部に位置し、東は紋別市、北は紋別郡興部おこつぺ町・西興部村、南は同郡白滝しらたき村、西は上川支庁上川郡下川しもかわ町・朝日あさひ町・上川町に接する。北にうつ岳、北西にウェンシリ岳、南西に天塩岳南東に北見富士がそびえ、四方を山岳に囲まれ、中央部が狭長な平坦地。町域の中央を天塩岳に水源をもつ渚滑しよこつ川がサクルー川・オシラネップ川などの支流を集め北東に貫流する。平成一二年(二〇〇〇)の年間平均気温は摂氏五・四度、最高気温は三六度、最低気温は零下三〇・一度である(北海道市町村勢要覧)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「滝上町」の意味・わかりやすい解説

滝上〔町〕
たきのうえ

北海道北東部,渚滑 (しょこつ) 川の上流域を占める町。 1947年町制。 1905年高知県人の入植に始る。主産業は農林業で,畜産も営まれる。北見山地に位置するため森林面積が広く,一般材,チップ材の生産と割箸,経木などの木材加工業も立地渚滑川渓谷には,白亜ノ滝,洛陽ノ滝など多くの滝があり,国道 273号線 (渚滑国道) が通る。面積 766.89km2人口 2421(2020)。

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