漁川(読み)いざりがわ

日本歴史地名大系 「漁川」の解説

漁川
いざりがわ

恵庭市を南西から北東に流れる石狩川水系千歳川の支流。一級河川、流路延長四四・八五キロ、うち指定区間二・五キロ。流域面積一六三・四平方キロ。漁岳(一三一八メートル)に発して東に流れ、市域中央部を通って漁太いざりぶとで千歳川に合流する。板本「西蝦夷日誌」が「イザリ」は川幅五、六間、「鮭が卵を置く」の名義と記すように、鮭が産卵のために遡上する川で、近世には漁場としてイサリ場所が設定されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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