黒埼(読み)くろさき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「黒埼」の意味・わかりやすい解説

黒埼
くろさき

新潟新潟市の一地域。1973年(昭和48)町制施行。2001年(平成13)新潟市に編入。現在は新潟市西区の南東部を占める一地域。信濃(しなの)川と中ノ口川合流点にある園芸農村地帯。かつては信濃川三角州の末端にあたる代表的沼沢低湿地帯で、自然堤防上の集落は野菜、チューリップアイリスなどの花卉(かき)球根類の名産地として知られたが、第二次世界大戦後は新潟市のベッドタウンとして急激な郊村化が進んだ。北陸自動車道の新潟西インターチェンジがあり、また国道8号が通じる。交通の要衝として新潟市の玄関口にあたり、新潟流通センターがある。

[山崎久雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黒埼」の意味・わかりやすい解説

黒埼
くろさき

新潟県中部,新潟市中部の旧町域。新潟平野西部に位置する。 1901年黒埼村が成立。 1973年町制。 2001年新潟市に編入。 2007年政令指定都市化に伴い西区一部となった。穀倉地帯米作が盛んであるが,工場住宅が急増している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「黒埼」の意味・わかりやすい解説

黒埼[町]【くろさき】

新潟県中部,西蒲原(にしかんばら)郡の旧町。新潟市の南を占め,中ノ口川,信濃川に接する。米作と野菜栽培が主だが,宅地造成や工場進出も顕著である。北陸自動車道が通じる。2001年1月新潟市と合併。25.97km2。2万5675人(1999)。
→関連項目新潟[市]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

改訂新版 世界大百科事典 「黒埼」の意味・わかりやすい解説

黒埼 (くろさき)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android