潤筆料(読み)ジュンピツリョウ

精選版 日本国語大辞典 「潤筆料」の意味・読み・例文・類語

じゅんぴつ‐りょう‥レウ【潤筆料】

  1. 〘 名詞 〙 書画や文章などをかいた報酬揮毫料(きごうりょう)潤筆
    1. [初出の実例]「是れ此の壁上に掲ぐる書幅の潤筆料を以て蕎麦を購はんと期したればなり」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の潤筆料の言及

【原稿料】より

…高額原稿料の作家を時代順にみると菊池寛,吉川英治,松本清張らが代表的である。印税【松浦 総三】
[近世の稿料]
 近世で原稿執筆に潤筆料として本屋が謝礼金を支払った例で,資料上少し明瞭に判明するのは幕末の曲亭馬琴である。読本では《南総里見八犬伝》が1冊につき金4両であった。…

※「潤筆料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む