澄月寺(読み)ちようげつじ

日本歴史地名大系 「澄月寺」の解説

澄月寺
ちようげつじ

[現在地名]十和田市西三番町

稲生いなおい町の西にある。心水山と号し、曹洞宗本尊釈迦如来。「新撰陸奥国誌」には「証月寺」とある。盛岡報恩ほうおん寺二五世心月が慶応元年(一八六五)開基。心月と新渡戸伝は親友で、新渡戸家の菩提寺久昌きゆうしよう(現盛岡市)本山報恩寺である。寺号は伝の本名常澄と心月の一字をとって名付けられ、山号も三本木原開発の稲生川の水の流れをさしているという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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