澄江寺(読み)ちようこうじ

日本歴史地名大系 「澄江寺」の解説

澄江寺
ちようこうじ

[現在地名]寒河江市本町三丁目

寒河江城跡の西、長岡ながおか山の東麓にあり、瑞龍山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。長享三年(一四八九)大江氏一三代知広は長州大寧たいねい(現山口県長門市)寺内に両親供養のため澄江院を建立しており、寒河江にも澄江院建立の計画があったという。なおこの時の大寧寺住持は大江氏九代元時の三男全岩東純であった。しかし当寺の創建は知広没後とみられる。明応八年(一四九九)五月三日知広夫人は「ちうかういん」に「ひかしニあかた二せん五百かり、おなしくやちた五百かり、きのさハニせん三百かり、たかせニせんかり、又おかち一くわん二百文、につたニとりわけせんゑいのちやたう(茶湯カ)ふん、ねんく十七くわん」を寄進しているが(「せんゑいきた寄進状」寺蔵文書)、これは創建前後のことであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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