澆末(読み)ギョウマツ

デジタル大辞泉 「澆末」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐まつ〔ゲウ‐〕【×澆末】

人情がきわめて薄くなった末の世。澆季
「今―の風に向きて大本の遠きを見るに」〈太平記・三九〉

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精選版 日本国語大辞典 「澆末」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐まつゲウ‥【澆末】

  1. 〘 名詞 〙ぎょうき(澆季)
    1. [初出の実例]「積習去年春事、以射為習、各以此、何昔以対捍詔使之輩、処八虐哉、嗟呼欲射害之今、誠澆末而已」(出典東大寺文書‐天喜四年(1056)一一月一一日・伊賀守小野守経解)
    2. [その他の文献]〔陳書‐後主紀〕

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普及版 字通 「澆末」の読み・字形・画数・意味

【澆末】ぎようまつ

澆季。

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