普及版 字通 「澆」の読み・字形・画数・意味


15画

[字音] ギョウ(ゲウ)
[字訓] そそぐ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は堯(尭)(ぎよう)。堯にめぐる意がある。〔説文十一上に「(そそ)ぐなり」、〔広雅、釈詁二〕に「漬(ひた)すなり」とあり、また繞(めぐ)り流れることをいう。

[訓義]
1. そそぐ、ひたす、そそぎひたす。
2. めぐる、めぐり流れる、波だつ。
3. うすい。

[古辞書の訓]
立〕澆 アハタツ・スグル・アラフ・ウスシ・タタク・アミル・タル・ウスラグ・アハク 〔字鏡集〕澆 アカシ・アハタス・アハシ・ソソク・ヒタス・ウスシ・アハツケナシ・ウスラグ・メグル・アハ(タ)ツ・メクルナシ

[熟語]
澆訛・澆花・澆・澆澆危・澆季・澆・澆偽・澆競澆灑澆弛・澆酒澆愁・澆淳・澆書・澆世・澆舌・澆浅澆俗澆濯・澆腸・澆・澆・澆波・澆薄・澆澆靡・澆浮・澆風澆弊・澆暮・澆末澆沃・澆落澆漓・澆澆淋澆陋
[下接語]
淳澆・除澆・水澆・俗澆・風澆

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む