日本歴史地名大系 「澹園」の解説 澹園たんえん 沖縄県:那覇市首里赤平村澹園近世の赤平(あかふいら)村にあった蔡温の邸宅。蔡温(一六八二―一七六一年。具志頭親方文若・号澹園)は三司官として農政・林業・治水などで活躍した大政治家。儒学を学問の基礎としているが、その実践的哲学から陽明との関係を指摘されている。「家内物語」「実学真秘」など詩文を含む多くの著作を残した。康熙五〇年(一七一一)王世子の師と近習職を兼ねた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の澹園の言及 【焦竑】より …江寧(江蘇省)の人。字は弱侯,号は澹園。1589年(万暦17)殿試第一をもって翰林院修撰を授けられ,ついで皇長子(のちの泰昌帝)の講官となる。… ※「澹園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by