瀬戸助(読み)せとすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「瀬戸助」の解説

瀬戸助 せとすけ

?-? 江戸時代前期の陶工
伊予(いよ)松山藩主松平定行が明暦4年(1658)隠退し,東野(ひがしの)の別荘に窯をもうけたとき尾張(おわり)(愛知県)瀬戸よりまねかれた。また天保(てんぽう)4年(1833)の「武鑑」に江戸西紺屋(にしこんや)町にすむ徳川家茶碗師として瀬戸助の名がある。ほかに伊勢(いせ),越前(えちぜん),加賀など各地に瀬戸助の名がつたわる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android