瀬武村(読み)せだけむら

日本歴史地名大系 「瀬武村」の解説

瀬武村
せだけむら

[現在地名]瀬戸内瀬武せたけ

木慈きち村の北西に位置し、集落は瀬戸内の入江に臨む。西に弓師ゆみし岳、北に平良々ひらら崎がある。西にし間切西方のうち。セェデェともいう。「大島私考」に西方一五ヵ村のうちとして「瀬武村」とみえ、高五〇石余、うち享保内検後の開地は九斗余、役屋敷分一斗余。享保内検の折の検地帳(武家文書)が残されているが、欠損が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android