デジタル大辞泉 「火界呪」の意味・読み・例文・類語 かかい‐じゅ〔クワカイ‐〕【火界呪】 密教で、不動明王の火生かしょう三昧を修する際、印いんを結び、その印から大火炎が無限に流れ出るのを観想しながら唱える呪文じゅもん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「火界呪」の意味・読み・例文・類語 かかい‐じゅクヮカイ‥【火界呪】 〘 名詞 〙 仏語。不動明王の大呪。この明王の火生三昧の修法中、印を結んで、その印より無量の大火焔が流れ出るのを観想しながら唱える呪文。[初出の実例]「やはらよりて火界呪をもちて加持す」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例