火網(読み)ヒアミ

デジタル大辞泉 「火網」の意味・読み・例文・類語

ひ‐あみ【火網】

焜炉こんろの中に、燃料をのせるためにかけてある網。

か‐もう〔クワマウ〕【火網】

各種の銃砲縦横に発射して、弾道の網を張りめぐらせた状態にすること。

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精選版 日本国語大辞典 「火網」の意味・読み・例文・類語

か‐もうクヮマウ【火網】

  1. 〘 名詞 〙 防御陣地の直前で敵を阻止、撃破するため小銃機関銃火砲などを組織的に配置し、十字火で陣地前面に弾道の網を張ったような状態にすること。
    1. [初出の実例]「即ち小隊は中隊火網の一部を担任し」(出典:歩兵操典(1928)第二七八)

ひ‐あみ【火網】

  1. 〘 名詞 〙 こんろに燃料を置くための網。さな。〔稿本化学語彙(1900)〕

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