火風(読み)カフウ

デジタル大辞泉 「火風」の意味・読み・例文・類語

か‐ふう〔クワ‐〕【火風】

火と風。
火炎を伴った風。
青色の鬼神顕れ出でて…―その口より出でて」〈太平記・三九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「火風」の意味・読み・例文・類語

か‐ふうクヮ‥【火風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 火と風。
    1. [初出の実例]「火風は上にのぼり、地水は下にくだる」(出典:正法眼蔵(1231‐53)山水経)
  3. 火炎を伴って吹く風。
    1. [初出の実例]「青色の鬼神顕れ出でて、土嚢の結目を解く。火風其の口より出でて」(出典:太平記(14C後)三九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む