灰砒鉄石(読み)かいひてつせき

最新 地学事典 「灰砒鉄石」の解説

かいひてつせき
灰砒鉄石

arseniosiderite

化学組成鉱物アーセニオシデライトとも。単斜晶系,空間群A2/a,格子定数a1.776nm, b1.953, c1.130, β96.0°,単位格子中12分子含む。繊維状結晶の放射状集合体。亜金属〜絹糸状光沢。劈開{001}。硬度1.5〜2。比重3.60。黄,黄褐,赤褐,黒褐色,条痕黄土色。二軸性負,屈折率α1.815, β1.898, γ1.898,2V≈0°。砒鉄鉱硫砒鉄鉱などを含む鉱石から二次鉱物として生成。原産地はフランスのRomanêche-Thorinusにあるマンガン鉱床で,日本では大分県木浦鉱山,奈良県三盛鉱山などから産出。化学組成から命名

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