最新 地学事典 「灰色花崗岩」の解説
はいいろかこうがん
灰色花崗岩
grey granite
飛騨片麻岩類に密接に伴われて脈状あるいは不規則なプール状の小岩体として出現する花崗岩。片麻岩類の片理と平行あるいは斜交する幅2〜3mmから1〜2m(普通数cm〜数10cm)の岩脈として頻出する。脈の境界は明瞭で直線的で,灰色〜青灰色のアルカリ長石を含む。構成鉱物はアルカリ長石,石英,斜長石,黒雲母,白雲母で,少量のざくろ石を含むことがある。放射年代はCHIME法(ジルコン,モナザイト)で250〜230Ma。飛騨古期花崗岩類に相当。
執筆者:高橋 浩
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

