災害障害者

共同通信ニュース用語解説 「災害障害者」の解説

災害障害者

1995年の阪神大震災で存在が見過ごされ、十分な治療公的支援を受けられなかったことで問題が顕在化した。兵庫県と神戸市は発生から15年後に調査に乗り出し、349人(当時)の災害障害者が判明した。阪神大震災の当事者らの要請を受け、厚生労働省は2017年、身体障害者手帳の申請書類で原因欄に「自然災害」の選択肢を加えるよう全国の自治体に通知した。一方、精神障害については同様の通知はない。障害者手帳の発行権限は都道府県政令指定都市中核市にある。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む