精選版 日本国語大辞典 「炎細胞」の意味・読み・例文・類語 ほのお‐さいぼうほのほサイバウ【炎細胞・焔細胞】 〘 名詞 〙 原始的な排出器官である原腎管を構成する終端細胞。細長い中空の細胞で、その内部にある繊毛を動かして周囲の組織から老廃物を集め、主管を経て排出孔から体外へ排出する。扁形動物、紐形動物、輪虫類などに見られる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「炎細胞」の意味・わかりやすい解説 炎細胞ほのおさいぼうflame cell 焔細胞。火焔 (かえん) 細胞ともいう。扁形動物,紐形動物,袋形動物などがもつ原始的な排出器官である原腎管に存在する特殊な細胞。中空部に繊毛束があり,それが炎のような動き方をして周囲の組織から老廃物を管の中に集め,排出孔から体外に排出する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by