烏喙(読み)うかい

精選版 日本国語大辞典 「烏喙」の意味・読み・例文・類語

う‐かい【烏喙】

  1. 〘 名詞 〙 カラスのようなくちばし。欲深い人相のたとえ。
    1. [初出の実例]「慙鶴鼎而是辞、何甘烏喙於不死」(出典本朝文粋(1060頃)四・入道大相国復重上表〈大江匡衡〉)
    2. [その他の文献]〔呉越春秋‐勾践伐呉外伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「烏喙」の読み・字形・画数・意味

【烏喙】うかい(くわい)

とがった口。〔呉越春秋、句践伐呉外伝〕夫(そ)れ越王は、人と爲り長頸烏喙、鷹、以て患を共にすべきも、共に樂に處(を)るべからず。

字通「烏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android