焚焼(読み)フンショウ

デジタル大辞泉 「焚焼」の意味・読み・例文・類語

ふん‐しょう〔‐セウ〕【×焚焼】

[名](スル)もやすこと。焼くこと。
廬舎―せられ、田野踏藉せられて」〈兆民三酔人経綸問答

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「焚焼」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐しょう‥セウ【焚焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。荼毘(だび)にふすこと。〔文明本節用集(室町中)〕 〔釈氏要覧‐下〕
  3. 火事などで焼けること。
    1. [初出の実例]「然に、火おこりて、舎宅を焚焼(ボンセウ)(〈注〉ヤク)す」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二)

ふん‐しょう‥セウ【焚焼】

  1. 〘 名詞 〙 焼くこと。もやすこと。
    1. [初出の実例]「或故焚焼而殺」(出典:律(718)賊盗)
    2. [その他の文献]〔墨子‐天志下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「焚焼」の読み・字形・画数・意味

【焚焼】ふんしよう

やく。

字通「焚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android