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無動無言症 むどうむごんしょうakinetic mutism

世界大百科事典 第2版の解説

むどうむごんしょう【無動無言症 akinetic mutism】

1941年にケアンズH.Cairnsらによって記載された症候群の一つ。覚醒昏睡(可知覚性昏睡)coma vigilの一型で,睡眠・覚醒のリズムがあり,覚醒時には目をあけ,意識があるようにみえるが,自発的な運動や自発語がない。食物の嚥下や逃避反射はあり,目で人やものを追うことはある。この症候群からはっきりした意識混濁に発展したり,意識混濁からこの状態を経て回復することがあり,また,入眠しやすさと健忘,屎尿失禁のあることから,軽い意識混濁がある特殊な状態とみられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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