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無常講 ムジョウコウ

デジタル大辞泉の解説

むじょう‐こう〔ムジヤウ‐〕【無常講】

互いに掛け金を積んでおき、葬儀の費用に充てる互助組織。
「よく聞けば死ぬるを急ぐ―」〈新増犬筑波集・上〉

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大辞林 第三版の解説

むじょうこう【無常講】

講の一種。掛け金を講中に死者があった際の葬儀費用にあてるもの。 「よくきけば死ぬるをいそぐ-/新増犬筑波」

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世界大百科事典内の無常講の言及

【葬式組】より

…村落社会における葬儀執行のための近隣組織。無常講(むじようこう),不幸組(ふこうぐみ)あるいは単に講中ということが多い。葬式組として独自の組織の存在する所もあるが,一般的には村組や近隣組が葬儀に際し葬式組となる。…

【無常】より

…日本ではこの教えから,人生は無常であるという無常観ができ,《平家物語》冒頭の〈祇園精舎の鐘の声,諸行無常の響あり〉は人口に膾炙(かいしや)している。これはインドの祇園精舎に重病人を収容する無常院があって,人の死にあたって鐘が打たれたことをあらわし,日本ではすべて人の死を無常事といい,葬送の相互扶助を目的に結ばれた講社を無常講,略して講組という。その発祥は平安時代中期の二十五三昧講にあり,祇園精舎無常院にならって往生院を建て,ここで病者を往生させ,死後の葬式と供養を行った。…

※「無常講」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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