ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無着・世親像」の意味・わかりやすい解説 無着・世親像むじゃく・せしんぞう インドの高僧無着,世親兄弟の像。奈良の法相宗で宗祖として尊信され,画像や彫像に描かれた。承元2 (1208) ~建暦2 (12) 年造立した興福寺北円堂の運慶作のものが著名で,鎌倉時代初期の写実的な肖像彫刻として屈指の名作。国宝。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by