無電(読み)ムデン

精選版 日本国語大辞典 「無電」の意味・読み・例文・類語

む‐でん【無電】

  1. 〘 名詞 〙むせんでんしん(無線電信)」「むせんでんわ(無線電話)」の略。〔増補改版や、此は便利だ(1922)〕
    1. [初出の実例]「秩父丸が沈没したっていふ無電が入ったんだ」(出典:蟹工船(1929)〈小林多喜二〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android