無韻(読み)ムイン

デジタル大辞泉 「無韻」の意味・読み・例文・類語

む‐いん〔‐ヰン〕【無韻】

詩文で韻をふまないこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無韻」の意味・読み・例文・類語

む‐いん‥ヰン【無韻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 詩文で韻をふまないこと。
    1. [初出の実例]「詩の多数は有韻するか若(もし)くは無韻なるも整調ある者に帰すと雖も」(出典想実論(1890)〈石橋忍月〉一)
    2. [その他の文献]〔日知録‐芸文・詩有無韻之句〕
  3. 雪などが音もなく静かに降ること。
    1. [初出の実例]「恋に身を焼きしも遠し雪無韻」(出典:夏帯(1969)〈鈴木真砂女〉)

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普及版 字通 「無韻」の読み・字形・画数・意味

【無韻】むいん

押韻がない。

字通「無」の項目を見る

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