焼き菓子(読み)やきがし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「焼き菓子」の意味・わかりやすい解説

焼き菓子
やきがし

クッキーやケーキ,どら焼きなど焼くことで香りや味が一層よくなる菓子のこと。仏教伝来とともに唐菓子が入り,このとき焼き菓子も広まった。さらに,室町時代の終りにカステラ,ボーロなどの南蛮菓子が渡来して,一層発達した。焼き菓子は,平鍋焼,皿範 (かたなべ) 焼,オーブン焼の3種ある。平鍋焼はどら焼や茶通,皿範焼は唐饅頭 (まんじゅう) やワッフル,オーブン焼はカステラ饅頭,くり饅頭,桃山などが有名である。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「焼き菓子」の解説

やきがし【焼き菓子】

焼いて作る菓子の総称和菓子では、せんべい・茶通・鯛焼きなどがある。洋菓子では、ビスケット・マドレーヌ・フィナンシェなどがある。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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