日本大百科全書(ニッポニカ) 「クッキー」の意味・わかりやすい解説 クッキーくっきーcookie ビスケットの一種で、クッキーはアメリカ式の呼び名。一般にビスケットより脂肪分を多く配合し、さくさくとした手作り風に仕上げたものが多い。アメリカへ渡ったオランダ人によってつくられたものが広まったもので、オランダ語の菓子を示すkoekと、小さいことを示すjeからなる合成語koekie(koekjeの異形)から名づけられた。チョコレート、ナッツ、レーズンなど、各種の副材料を配合し、形もさまざまである。[河野友美・山口米子][参照項目] | ビスケット 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クッキー」の意味・わかりやすい解説 クッキーcookies 小麦粉を主原料とした焼き菓子。イギリスではビスケットの一種として取扱われている。普通のビスケットに比べてバターなどの脂肪分を多く使っているのが特徴で,アメリカではクッキーという言葉が一般化されている。一説にはビスケットは機械製,クッキーは手作りという分け方がある。バター,ショートニング,サラダ油などの脂肪に小麦粉,鶏卵,砂糖,牛乳,食塩,重曹,場合によってはナッツ,チョコレートなども加えて,種をつくり,型抜きしたり,しぼったりして種々の型をつくりオーブンで焼く。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報