やけ‐いた【焼板】
- 〘 名詞 〙
- ① 焼けたあとのある板。焦げ目のある板。
- [初出の実例]「白堊(しらかべ)にしておくと、〈略〉修繕が面倒だからと、後の方だけは一面に焼板を張って了った」(出典:太政官(1915)〈上司小剣〉八)
- ② 火事などで焼失してしまった版木(はんぎ)。
- [初出の実例]「其焼版(ヤケイタ)は東(と)も西(かく)も」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二)
やき‐いた【焼板】
- 〘 名詞 〙 表面に焼き目をつけた板つき蒲鉾(かまぼこ)。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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