煎茶式(読み)センチャシキ

デジタル大辞泉 「煎茶式」の意味・読み・例文・類語

せんちゃ‐しき【煎茶式】

煎茶をいれる作法。江戸中期、抹茶の作法に準じて作られた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「煎茶式」の意味・読み・例文・類語

せんちゃ‐しき【煎茶式】

  1. 〘 名詞 〙 煎茶の方式。煎茶を客の前でいれてもてなす作法。民間では古くから行なわれていたが、方式の整ったのは江戸中期。抹茶の方式にならうところが多い。
    1. [初出の実例]「煎茶式の門人、数多ありしが」(出典:煎茶綺言(1857)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android