照管(読み)しょうかん

精選版 日本国語大辞典 「照管」の意味・読み・例文・類語

しょう‐かんセウクヮン【照管】

  1. 〘 名詞 〙 気をつけること。よく注意すること。
    1. [初出の実例]「造食之時。須親自照管」(出典:永平道元禅師清規(13C中)知事清規)
    2. 「国憲と国民の通義を照管(シャウクヮン)す」(出典:明治月刊(1868)〈大阪府編〉五)
    3. [その他の文献]〔欧陽脩‐与焦千之・至和二年書簡〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「照管」の読み・字形・画数・意味

【照管】しようかん(せうくわん)

世話をたのむ。宋・欧陽脩〔焦殿丞に与ふ、二〕陰雨、泥(なづ)むこと甚だし。~某、らくは久しく疆を出でざらん。且(しばら)く奉託して與(とも)に三數の小子を照管せんと欲す。

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