…これを,葉茶屋と区別するために水茶屋と呼ぶこともあり,後には家構えの店もできた。茶屋に酒を置き,そのさかなの副食物から主食物までを提供するようになるのは自然の推移で,それぞれ煮売(にうり)茶屋,料理茶屋といい,寛文(1661‐73)ごろに始まっている。これらの茶屋にも給仕女が雇われ,水茶屋には客寄せに美人を置く店があり,江戸で有名な笠森お仙は明和ごろ(1770年前後)の水茶屋女である。…
…手軽な食事と茶や酒を売った店。煮売茶屋ともいう。煮売の語は,浅井了意の《東海道名所記》(1661)に〈在所により家によりて,国の名物,酒,さかな,煮売,焼売〉とあるように,はじめは餅,だんご,あるいは魚などを焼いて売る焼売(やきうり)に対して,魚や野菜の煮物を売る商売をいった。…
※「煮売り茶屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...