熊克武(読み)ゆうこくぶ(その他表記)Xiong Ke-wu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「熊克武」の意味・わかりやすい解説

熊克武
ゆうこくぶ
Xiong Ke-wu

[生]光緒10(1884).四川,井研
[没]1970.9.2. 北京
中国の軍人,政治家。日本の陸軍士官学校卒業後,宣統3 (1911) 年辛亥革命に参加,第三革命で挙兵し重慶鎮守使となった。以後,幕僚の張群とともに地方軍閥に転身,1919年四川督軍,20年四川省長に任命された。 23年から再び孫文と提携し,25年許崇智を駆逐して一時広東政府の軍権を握ったが蒋介石に逮捕され,蒋政権に投じた。 31年広東政府に参加したが,その後は閑職に追いやられた。 49年中国共産党の呼びかけに応じて革命軍側に参加,50年西南軍政委員会副主席。 54年全国人民代表大会常務委員会委員となり,58年から中国国民党革命委員会副主席。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む