事典 日本の地域ブランド・名産品 「熊本赤なす」の解説
熊本赤なす[果菜類]
くまもとあかなす
主に熊本市・上益城郡御船町などで生産されている。熊本長なすとも呼ばれる。戦前から栽培されており、宮崎県在来の佐土原なすが改良されたものという。長く太い果実で、やわらかく甘みがある。11月から6月末にかけて出荷される。農家ごとに自家採種が続けられていたため、熊本県では系統の整理をおこなって、優良系統のヒゴムラサキを育成した。くまもとふるさと伝統野菜。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報