熊谷桜(読み)クマガイザクラ

デジタル大辞泉 「熊谷桜」の意味・読み・例文・類語

くまがい‐ざくら【熊谷桜】

桜の一品種。ヒガンザクラに次いで早く咲く。花は一重で、初め紅色、のち白色に変わる。熊谷直実一ノ谷先陣にちなむ名という。

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精選版 日本国語大辞典 「熊谷桜」の意味・読み・例文・類語

くまがい‐ざくら【熊谷桜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くまがえざくら」とも ) サクラの園芸品種。花は一重でヒガンザクラについで咲き、紅色だが後に白色にかわるという。くまがい。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「十一日に礼状上る、返事有之、右くまかゑ桜をうしろの方へ御あいしらい候は」(出典松屋会記‐久好茶会記・文祿五年(1596)三月一一日)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「熊谷桜」の解説

熊谷桜
(通称)
くまがいざくら

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
栄花熊谷桜
初演
宝永3.9(京・早雲座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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