精選版 日本国語大辞典 「熙熙」の意味・読み・例文・類語
き‐き【熙熙】
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
- ① やわらぎ楽しむさま。
- ② はげしく往来するさま。
- [初出の実例]「鉄路は四方に延長し、電線は空中に縦横し、凞々として、文明国土の外観を備へ」(出典:偽悪醜日本人(1891)〈三宅雪嶺〉悪)
- [その他の文献]〔史記‐貨殖伝〕
- ③ 広いさま。
- [初出の実例]「ならひ松や熈々(キキ)焉として門の松〈瓢中〉」(出典:俳諧・俳諧三部抄(1677)上)
- [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公二九年〕
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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