熱塩加納村(読み)あつしおかのうむら

日本歴史地名大系 「熱塩加納村」の解説

熱塩加納村
あつしおかのうむら

面積:一五六・九八平方キロ

喜多方市によって東西に二分された耶麻郡のうち、西半の北東部に位置する。西は同郡山都やまと町、南と東は喜多方市、北は山形県の米沢市・西置賜にしおきたま飯豊いいで町と接する。山形県境には赤崩あかくずれ山・大塚おおつか山・飯森いいもり山・つが峰など飯豊山地と吾妻連峰を結ぶ一〇〇〇―一五〇〇メートル級の山山が連なり、村域の大半はこれらの山々から南に派生する山地で占められる。南部に会津盆地北端にあたる平地がわずかに開けている。県境の山々を水源とする東から押切おしきり川・にごり川・五枚沢ごまいざわ川などの河川が南流し、集落・耕地はこれら諸河川沿いに展開する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報